LINE家計簿では、支出や収入を"今日より未来の日付"で登録できます。登録すると、それらは「未来の支出」や「未来の収入」として表示されます。
今回は、未来の収支を把握することのメリットについて、ファイナンシャルプランナー・風呂内さんに教えていただきました!

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家計管理はカロリー管理と同じ?未来を意識して、冷静に判断しよう

──前もって未来の支出を登録することにはどんな利点があるでしょうか?
カロリー管理アプリで例えてみるとわかりやすいです。
昼食にカツ丼かサンドイッチのどちらを食べるか迷っているとします。そして、夜には食事の予定があるとします。アプリに夜のメニューを先に入れると、その日にあと何カロリー摂取してよいかが算出されるので、「やはりお昼は調整してサンドイッチにしておこう」という参考になります。
家計管理においても同じで、未来の支出をあらかじめ登録しておけば、今どれくらい猶予があるかが分かるので、今これを買えるか・買えないかの判断材料になるでしょう。

──なるほど。やがてくる出費を意識できれば、現在において自制が効くということですね。
お金を使うときは「今これが欲しいかどうか」という視点だけになりがちで、先のことを考えるのが難しいものです。先の支出をあらかじめ登録しておくことで、冷静にお買い物ができるようになるのは良いですね。

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※LINE家計簿で「未来の支出」や「未来の収入」を登録した場合、
登録日を過ぎると収支の合計金額に含まれるようになります。
日々のやりくりの参考にしてください。

──先日伺った「使うため貯金」は数カ月先の支出を意識してコツコツ準備するものでしたが、今回の話は、直近の予定に向けて先回りしておく、くらいのイメージでしょうか。
そうですね。例えば「1週間の中で外食が3回決まっているので、今日は自炊にしておこう」くらいのタームの話でしょう。私個人としては、家計管理は年間を通して貯蓄が黒字になれば、あとはゆるく自由でも問題ないと思っていますが、よりステップアップしてストイックに管理したい方にはおすすめです。

正解を見つけるよりも、シミュレーションすることに意味がある

──未来の収入についても登録しておいたほうがよいでしょうか?
もちろん収入も把握できていると嬉しいですが、収入は自分でコントロールしにくい要素なので、必要以上に当てにしすぎないようにしましょう。未来の収入をイメージしつつ、実際収入があったタイミングで何度も繰り返し予算を見直していく作業は必要です。

──確かに、想定の収入より下振れすると支出の計画も狂いそうですね……。
ただ、こういった作業は「正解を見つけるために取り組むものではない」と考えましょう。
ライフプランニングシートを書く際にも、「まだ使っていない予算や、未来の収入を書くのは不安だ」という声があります。しかし、それは当たり前で、未来は不確定なものですから正解は分かりようがないのです。それよりも「もし仮に予定通りになった場合は自分がこう動くのが好ましい」「そうならなかったら自分はこうすればいい」といった分岐が無数にあることを踏まえた上でシミュレーションすることに意味があるのです。

つまり、未来の支出/収入を書くことは、そこで正解を見つけるというよりは、自分がどう感じる可能性があるかを繰り返し考えてみる機会になると思います。自分の中でシミュレーションしておけば、いざ実際ことが起こったときにもバランスのとれた最適解を選べる可能性が高まりますし、“いざ”が近づく過程でも好ましい方向性に微調整できるのではないでしょうか。

※長期スパンでの家計管理「ライフプランニングシート」もぜひ作ってみましょう。
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──ありがとうございました!


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Profile

風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士。
26歳の時、貯蓄80万円しか持たず自宅マンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強を始める。現在は夫婦で4戸のマンションを保有しテレビ、雑誌などでマネー情報を発信している。努力で実現する家計改善ではなく、仕組みやシステムで家計を良くする「ほったらかし」を得意とする。著書は「ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)」など多数。
公式サイト:http://www.furouchi.com/

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