「年末年始に散財してしまった……」という方も多いのではないでしょうか?物入りになってから慌てないためには、普段から「使うため貯金」で備えておくのがベスト。

今回は、年始にやっておくべき「年間の特別費の見積もり」について、ファイナンシャルプランナー・風呂内さんに伺いました!

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今年は何をする?年始にリスト化してみよう

──大きなイベントで一気にお金を使い、その後の生活が苦しくなる、という繰り返しは辛いですよね。
無作為に貯めるだけだと、使ったあとのダメージが大きいですね。そうならないために、やはり「使うため貯金」と「貯蓄のための貯金」を分けることが大事です。
「使うため貯金」ではまず「やりたいことリスト」を作り、それに優先順位をつけることから始めましょう、とお伝えしました。


せっかくの年始ですから、ぜひ今年やりたいことをリストアップしてみましょう。やはり家計簿は1月、4月がキリよく始めやすいですが、個人の予定を見通すのは1月の方が良さそうです。

──具体的にはどのように始めればよいでしょうか?
今年のカレンダーを見ながら、お金がかかりそうなイベントを挙げていきます。
例えば3月に賃貸の更新がくる方もいますし、ゴールデンウィークに旅行したい方もいるでしょう。引越しを考えている方は、実は値段交渉がしやすい6~7月がおすすめです。
8月のオリンピックでは、上京して観戦する方はそれなりの予算組みが必要ですね。秋はまた行楽・旅行シーズンです。そのほか、友人の結婚式や家電の買い替えなど、いろいろ想定できますね。

──そう考えるとたくさんありますね!どのくらいの予算規模のイベントをさらっていけばよいでしょう?
目安としては5万円以上かかりそうなイベントをリストアップして、それぞれ予算を出しましょう。次に優先順位をつけながら、現実的に精査して吟味します。そうしてまとまった「やりたいことリスト」の総額を12カ月で割り、毎月“特別費”として貯めていくのです。


「使う用」と「貯める用」それぞれ別の口座に分けよう

──年間という長期的な目線で考えるメリットは何でしょうか?
目の前にあるイベントだけでなく、その先のイベントまで意識することで、より冷静な判断ができます。貯めていく途中で予定が変わっても問題ありませんので、とにかく前もって意識しておくことが大事です。

──なるほど。また「使うため貯金」のような特別費を貯める場合、「貯蓄のための貯金」と口座を分けた方がいいでしょうか?
そうですね、1つの口座で全てを管理するのは避けましょう。もちろん銀行口座を新しく作ってもよいですが、近い将来、大手銀行では口座を持つことに対してお金がかかる「口座維持手数料」が導入される可能性が出てきました。
そこで、例えばいくつかのネット銀行が提供している「目的別口座」を利用してもよいでしょう。1つの口座の中で複数の「〇〇用口座」を作れるサービスで、家計管理をする上で大変便利です。

──複数の銀行を渡り歩く必要もなく、手軽そうですね!
もしくは、「貯蓄のための貯金」は証券口座に入れておいてもいいでしょう。必ずしも金融商品を買わなくても、いつかのために証券口座だけ作っておいて、それまで貯金用口座として使うのもありです。もちろん、iDeCoやNISAに振り分けるのもよいアイデアでしょう。

──ありがとうございました!

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※LINE家計簿では、銀行口座との連携をお忘れなく。
使う用、貯める用口座の情報を一元管理しましょう。


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Profile

風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士。
26歳の時、貯蓄80万円しか持たず自宅マンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強を始める。現在は夫婦で4戸のマンションを保有しテレビ、雑誌などでマネー情報を発信している。努力で実現する家計改善ではなく、仕組みやシステムで家計を良くする「ほったらかし」を得意とする。著書は「ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)」など多数。
公式サイト:http://www.furouchi.com/

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