昨年は「キャッシュレス元年」と呼ばれ、皆さんの中でもコード決済を使い始めた方も多いのでは。そして2020年は、よりキャッシュレスが身近になると言われています。

現行のキャッシュレス還元から今後導入されるポイント制度まで、2020年のキャッシュレスニュースを、ファイナンシャルプランナー・風呂内さんに伺いました!

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6月末終了のキャッシュレス還元。東京五輪へ向けてさらに普及へ

──以前と比べてキャッシュレス決済が身近になりましたが、キャッシュレス・ポイント還元は6月末で終わってしまうんですよね。
もともとキャッシュレス還元事業の予算が約1,700億円のところ、既に1日あたりの還元が12億円とも14億円とも言われています。このままだと6月末を待たずして予算が足りなくなるため、予算を追加する話が出ています。
7~8月は東京五輪による経済の下支えが期待されているので、予算が厳しい中、キャッシュレスによる還元事業が延長になるという可能性は低そうですね。

──東京五輪ではたくさんの外国人が訪れて、さらにキャッシュレス化が進みそうですね。
そうですね。お店の設備や体制もより整っていくと思います。
例えば現在、国際ブランドのクレジットカードのタッチ決済(非接触決済)はまだ日本では馴染みがないため、使用可能な端末があるのに店舗側で対応設定していない、といったケースが発生しています。スタッフ教育などのコストもかかりますが、海外でも使えるタッチ決済が日本でも浸透すると良いなと思います。

──日本人のタッチ決済と言えばSuicaなどですもんね……。コード決済を導入している店舗は、外国人にも対応できるでしょうか?
中華系の方は、PayPay導入店舗ではAlipayが使えて、LINE Pay導入店舗ではWeChatペイが使えます。ただ、他の国の方には馴染みが薄いかもしれません。やはり主流はクレジットカード決済ですね。


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次の注目は最大25%還元のマイナポイント制度

──9月から始まる予定のマイナンバーの新ポイント制度について教えてください。
マイナンバーカード所有者がチャージまたはキャッシュレス決済をした場合、上限を5,000円として「マイナポイント」が最大25%還元される可能性がある制度です。
マイナポイントというのは、マイナンバーカードを持っている人がマイナンバーに紐づくID(マイキーID)を作成したら使えるポイントです。マイナンバーカードとキャッシュレス決済をさらに普及するための施策ですね。

【総務省 マイナポイント事業:https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/

──25%はインパクトがありますね。他に2020年のトピックスはありますか?
確定申告において、キャッシュレスの決済データを領収書として使えるようになる方針が示されました。
これまでキャッシュレス決済でも紙のレシートを保管する必要があったのですが、2020年10月の実施を目指している電子帳簿等保存制度の見直しで、「改変不可、または改変記録が残るクラウド家計簿サービスなど」に残った記録であれば、領収書として使えることになりそうです。

──確定申告している方には、格段に便利になりそうですね。
また、春から郵便局の窓口でもキャッシュレス決済でハガキや切手が買えるようになる見込み。もちろん郵便料金にも使えるようになります。

──2020年はいろいろな場面でキャッシュレスが活躍しそうですね。お話ありがとうございました!





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Profile

風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士。
26歳の時、貯蓄80万円しか持たず自宅マンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強を始める。現在は夫婦で4戸のマンションを保有しテレビ、雑誌などでマネー情報を発信している。努力で実現する家計改善ではなく、仕組みやシステムで家計を良くする「ほったらかし」を得意とする。著書は「ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)」など多数。
公式サイト:http://www.furouchi.com/

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