漠然とした不安からなんとなく保険に加入している人も少なくないのでは?とはいえ、月々の保険料はダイレクトに家計に影響します。

今回は2回連続で、保険の基礎情報や具体的な選び方について、初めての人にもわかるようにファイナンシャルプランナー・風呂内さんに伺います!

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保険は起きる確率が低く、経済的損失が大きい事象のカバーが得意

━━以前、火災保険について伺いましたが、今回はそもそも「保険」とは何なのか?基本の考え方からお聞きしたいです。



保険は、将来起こるかもしれない事故によって生じる経済的損失に備えて、みんなでお金を出し合って、事故が発生した人に配分される仕組みがベースになっています。起きる確率が低くて、起きたときの経済的損失が大きい事象に対してカバーするのが得意だという性質があります。

━━保険にはどんな種類があるのでしょうか?
保険は大きく3つに分けることができます。
まず、人の生存または死亡に関して保険金が支払われる「第1分野(生命保険)」、事故や災害による損害額に応じて保険金が支払われる「第2分野(損害保険)」。そのほかは「第3分野」となり、生命保険会社と損害保険会社のどちらでも取り扱われます。具体的には医療保険、ガン保険などは第3分野に分類されます。

加入した方がいい保険は人それぞれ。今の貯蓄を加味した検討を

━━加入した方がいい保険はありますか?
その人が置かれている状況によって異なるので、一概には言えません。
例えば、多くの人が検討する医療保険について、会社員の方は加入する必要性が低いケースが多いでしょう。
会社員の「健康保険」では、ケガや病気で医療機関にかかるとき、1カ月の医療費の自己負担額が一部払い戻される【高額療養費】と、4日以上働けなかった場合に給料の3分の2程度が支給される【傷病手当金】が備えられています。たいていのケガや病気は、すでに備えられた制度と貯蓄が100万円ほどあればカバーできるでしょう。
一方で、自営業の方の「国民健康保険」では【傷病手当金】が支給されないため、医療保険で備えることが有効となります。

━━なるほど。人によって最適な保険の内容は異なるということですね。
その通りです。
他にも死亡保険の場合、人間はいつか必ず死にますが、だからといってみんな死亡保険に加入すべきというわけではありません。子どもが自立していて、自身は年金生活のシニア世代の人が「自分が死んで経済的に困る人は誰?」と考え、死亡保険は必要ないと判断するのも間違いではないです。
一方で、子どもがまだ自立していない時期は、生活費や学費を残すことを考えて加入するのは妥当なことだと思います。加入の際は、ご自身の貯蓄を加味して保険の内容を検討するのがおすすめです。

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※何かあったとき、今ある備えでまかなえるか、保険が必要か。
家計を把握するためにも、LINE家計簿で銀行口座と連携し、財産を一元管理しましょう。

━━自分に合った保険選びが重要ということがよくわかりました。ありがとうございました!



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Profile

風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士。
26歳の時、貯蓄80万円しか持たず自宅マンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強を始める。現在は夫婦で4戸のマンションを保有しテレビ、雑誌などでマネー情報を発信している。努力で実現する家計改善ではなく、仕組みやシステムで家計を良くする「ほったらかし」を得意とする。著書は「ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)」など多数。
公式サイト:http://www.furouchi.com/

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