「老後資金2,000万円問題」をきっかけに、投資や資産形成への関心が高まっています。ただ、投資と聞くとリスクなどが気になり、なかなか一歩踏み出せないもの。
今回は2回連続で、投資初心者の強い味方になる制度、「NISA(ニーサ)」の基礎知識についてファイナンシャルプランナー・風呂内さんに伺いました!
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「貯蓄から投資」の時代。貯金額の10%を目安に、投資を考えてみよう

━━「貯蓄」や「節約」は必要なことだと理解できますが、「投資」はどうしてもリスクが怖いです。どう考えれば良いでしょうか?
もちろん、誰もが投資をすべき、というわけではありません。ただ、銀行預金ではほとんど増えない今の時代、将来的な物価変動なども考えると、「貯蓄の一部を投資に回す」という選択肢は一度検討する価値があると思います。
政府や金融庁は長らく「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げ、個人の資産形成を支援するさまざまな制度を整えています。そこで、初心者でも始めやすいのがNISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)といった税制優遇が受けられる制度。今回は、NISAについてお話させていただきますね。

━━たしかに銀行預金の利息には期待できませんね……。「貯蓄の一部を投資に回す」ということですが、金額の目安はありますか?
毎月の貯金額の10%を目安にすると良いと思います。例えば毎月5万円貯金する人は、そのうち5,000円を投資に回すという感じです。


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約20%の税金がゼロに!基本の「一般NISA」「つみたてNISA」の違いは?

━━数千円から投資を始められると聞いて、少し気が楽になりしました。NISAの税制優遇とはどういう内容でしょうか?
NISAは正式名称を「少額投資非課税制度」といい、株式投資や投資信託などで得た利益にかかる税金が非課税となります。通常は利益に対して20.135%の税金がかかるので、節税メリットが非常に大きいんです。

「一般NISA(通称NISA)」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があり、2024年からは「一般NISA」は「新NISA」となって延長される予定です。まずは基礎となる現行の「一般NISA」と人気の「つみたてNISA」について解説します。

━━ではまず、「一般NISA」について教えてください。
非課税期間は最長5年間となり、非課税枠は年間120万円、合計600万円までの投資利益が非課税になります。
投資対象商品が株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)など幅広いのも特徴です。

━━「つみたてNISA」はいかがでしょうか?
非課税で投資できる金額が1年間 40万円までですが、非課税期間が最長20年間と長いのが特徴です。
投資対象商品は、金融庁が指定する約170本の投資信託に限定されています。

「一般NISA」や「つみたてNISA」を利用するには銀行や証券会社でNISA口座を開設する必要があります。日本在住の20歳以上であれば誰でも利用できますが、併用できないのでどちらかを選ぶことになります。

━━それぞれどんな人におすすめですか?
「一般NISA」は株式投資をしたい人や年間40万円以上の額を投資したい人など、積極的に運用できる人に向いています。
一方、「つみたてNISA」は対象商品に限りがありますが、長期・積立・分散投資に適した銘柄となっていて、より初心者向けです。こつこつ資産形成したい方におすすめです。

━━個人の投資知識やスタイルに合わせて、無理なく投資ができそうですね。ありがとうございました!

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Profile

風呂内亜矢(ふろうち あや)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者、宅地建物取引士。
26歳の時、貯蓄80万円しか持たず自宅マンションを衝動買いしたことをきっかけにお金の勉強を始める。現在は夫婦で4戸のマンションを保有しテレビ、雑誌などでマネー情報を発信している。努力で実現する家計改善ではなく、仕組みやシステムで家計を良くする「ほったらかし」を得意とする。著書は「ほったらかしでもなぜか貯まる!(主婦の友社)」など多数。
公式サイト:http://www.furouchi.com/

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